PDFツール

ここでは、ブラウザーで直接使える、アカウント不要の十一のツールを紹介します。PDFを圧縮するツールが二つ、ページを整理するツールが四つ、JPG/PNGとPDFを相互に変換するツールが二つ、PDFとWordファイル(DOCX)を相互に変換するツールが二つ、PDFの文字認識ツールが一つあります。以下から目的に合ったツールを選んでください。

11 個のPDFツール

PDFを圧縮

PDFファイルを圧縮し、品質を比較して、適切なサイズを選びます。

PDFを目標サイズに圧縮

任意のKBまたはMB単位の上限に合わせてPDFを圧縮し、実際のサイズを確認します。

PDFを結合

複数のPDFファイルを選択し、順序を指定して、一つのファイルを作成します。

PDFを分割

指定したページを抽出したり、PDFを複数のファイルに分割したりできます。

PDFのページを削除

不要なページを削除し、新しいPDFをダウンロードします。

画像をPDFに変換

JPG画像とPNG画像の順序を整え、まとめてPDFとして保存します。

PDFをJPGに変換

PDFのページ全体を、選択した解像度のJPGまたはPNGとして、個別に、またはZIPにまとめて保存します。

PDFを回転

個別のページまたは文書全体の向きを正しく調整します。

PDFをWordに変換

選択可能なPDFのテキストを、ブラウザー内で編集可能なDOCXファイルに変換します。レイアウト、フォント、画像は保持されません。スキャンには事前にOCRが必要です。

OCRでPDFの文字を認識

スキャンしたPDFを検索可能にする、またはテキストとして保存:ドイツ語と英語のOCRを、アップロードせずブラウザー内で直接実行できます。結果の確認方法も説明します。

WordをPDFに変換

シンプルな表、リスト、画像を含むDOCXファイルを、ブラウザーで検索可能なPDFに変換します。Wordのレイアウトを正確に維持するには、WordのPDFエクスポートを使用してください。

ファイルサイズと上限を計算

すべての計算ツール

目的に合ったツールを選ぶ

PDFに関する作業は、ほとんどの場合、次の三つの問いのいずれかから始まります。ファイルが大きすぎますか?ページが多すぎる、横向きになっている、複数のファイルに分かれているなど、ページの構成に問題がありますか?それとも、別の形式が必要ですか?この表では、それぞれの目的に合ったツールを紹介します。選択するものと、最後にダウンロードできるファイルも示しています。

目的に合ったPDFツールと、入力内容・出力結果
目的ツール選択するもの得られるもの
PDFの使用容量を減らしたいPDFを圧縮一つのPDFすべてのページを含むPDF。サイズを小さくできない場合は、変更されないことがあります
指定されたサイズ上限に収めたいサイズ上限に合わせてPDFを圧縮一つのPDFと、KB、MB、MiBのいずれかで指定した目標サイズPDFと、目標サイズを達成できたかどうかの表示
複数の文書を一つにまとめたいPDFを結合少なくとも二つのPDF新しい一つのPDF
特定のページを取り出したい、またはPDFを分割したいページを抽出・分割一つのPDFと、必要なページ一つまたは複数のPDF。結果が複数ある場合は、個別にダウンロードするか、まとめてZIPファイルとしてダウンロードできます
不要なページを取り除きたいページを削除一つのPDFと、削除するページ残りのページを含む新しいPDF
横向きや上下逆のページを正しい向きにしたいページを回転して保存一つのPDFと、対象のページ、回転角度新しい一つのPDF
写真や画像ファイルを一つの文書にしたいJPG・PNGをPDFに変換JPGまたはPNGの画像各画像をそれぞれ一ページに配置したPDF
PDFのページを画像として渡したいPDFのページをJPG・PNGに変換一つのPDFと、必要なページJPGまたはPNGファイル。ページ画像が複数ある場合は、個別にダウンロードするか、まとめてZIPファイルとしてダウンロードできます
PDFのテキストをWordで引き続き編集したいPDFをWordに変換選択可能なテキストを含む一つのPDF編集可能で行の折り返しが再調整されたテキストと、簡単な表を含むDOCXファイル。元の文書のページレイアウト、フォント、画像は保持されません
スキャンしたPDFを検索可能にしたいPDFの文字認識20ページ以下の一つのPDFと、言語の指定:ドイツ語、英語、またはその両方検索可能なPDFまたはテキストファイル(UTF-8)。スキャン画像のみのページとテキストのみのページは、同じ文書内に混在していても処理できますが、テキストと画像の両方を含むページは受け付けられません
WordファイルをPDFとして渡したいWordをPDFに変換保護されていないDOCXファイル。旧形式のDOCファイルは対象外ですテキストの行の折り返しが再調整された、検索可能なPDF。Wordの正確なページレイアウトは保持されません

JPG/PNGとPDFを相互に変換する二つのツールは、ページ全体を扱います。画像からPDFへの変換では、各JPGまたはPNGを画像として一ページに配置します。この処理で検索可能または編集可能なテキストが生成されるわけではありません。そのためには、別途、文字認識ツールを使います。逆方向の変換では、選択したPDFの各ページを、そこに表示されているすべての内容とともに、一枚の画像として保存します。PDFに埋め込まれた個々の写真を、元の画像ファイルとして取り出す処理ではありません。

ファイルサイズを小さくするか、ページ数を減らすか?

圧縮とページ操作ツールは、どちらもファイルサイズを小さくできる場合があります。ただし、変更するものは大きく異なります。圧縮では、すべてのページを残したまま、PDFをより少ない容量で保存することを試みます。分割では、一つのPDFから、選択したページを含む一つまたは複数の新しいファイルを作成します。削除では、指定したページが結果に含まれなくなります。つまり、分割と削除は、内容をどうするかという判断です。受け取り側が抜粋や分割されたファイルを受け付ける場合にのみ適しています。また、分割したファイルの合計サイズが、必ず元のファイルより小さくなるわけではありません。

仮の数値を使った例:応募書類は12ページで、サイズは9 MBです。提出先のポータルでは、5 MBまでのファイルが許可されています。

  • 圧縮:12ページすべてが保持されます。5 MBに収まるかどうかは、結果が出て初めて分かります。サイズ上限に合わせてPDFを圧縮するツールでは、5 MBを目標として直接入力できます。
  • ページを削除:ファイルのページ数は減ります。ただし、削除したページに履歴書や証明書が含まれている場合は、それらが失われます。
  • 分割:例えば、12ページを、それぞれ6ページの二つのファイルに分けます。これは、ポータルで複数のファイルをアップロードできる場合にのみ役立ちます。また、各ファイルのサイズは、それぞれ5 MB以下でなければなりません。

この場合は、書類一式を欠けることなく届ける必要があるため、まず圧縮するのが適切です。応募書類でほかに注意すべき点は、ガイド応募書類のPDFを圧縮で説明しています。

ツールの使い方

十一のPDFツールは、すべて同じ流れで操作できます。一つの使い方が分かれば、ほかのツールも迷わず使えます。

  1. 目的に合ったツールを開きます。
  2. 一つまたは複数のファイルを選択します。ツールに応じて、PDF、JPG・PNG画像、またはDOCXファイルを選びます。
  3. ページ選択、順序、回転角度、目標サイズ、画像形式などの設定を指定します。
  4. 結果をダウンロードします。ほかの人に渡す前に、開いて内容を確認してください。

このとき、ファイルはアップロードされますか?処理は、お使いの端末上にあるブラウザーのメモリー内で行われます。インターネットから読み込まれるのは、プログラムコードやページの構成要素など、ウェブサイト自体だけです。処理のために文書がサーバーへ送信されることはありません。アカウントも支払いも不要です。ツールはブラウザーで直接動作するため、プログラムやアプリをインストールする必要もありません。利用するには、ウェブサイトが読み込まれている必要があります。詳しい流れは、PDF処理の仕組みで説明しています。

元のファイルは変更されません。結果は毎回新しいファイルとなり、自分で保存します。結果が次のツールへ自動的に引き渡されることはありません。複数の処理を組み合わせる場合は、まず途中の結果を保存し、次のツールでそのファイルを選択してください。その際は、次のツール独自の形式・サイズ・内容の条件を満たす必要があります。PDFは50 MiB以下、PDFに変換するDOCXファイルは20 MiB以下でなければなりません。ただし、ページ操作ツールでは、元のファイルがそれより小さくても、最大100 MiBの結果ファイルが出力されることがあります。途中の結果が50 MiBを超える場合は、お使いの端末上の適切なPDFソフトで作業を続けるか、元の素材から作り直してください。

二段階の処理例:スキャンした20ページの文書に横向きのページが二ページ含まれており、送信するにはファイルサイズが大きすぎます。

  1. 回転ツールで該当する二ページを選択して回転させ、新しいPDFを保存します。
  2. 圧縮ツールでは、元のスキャンではなく、今保存したファイルを選択します。そのファイルが50 MiB以下であれば処理できます。
  3. 圧縮した結果を開きます。すべてのページが正しい向きで、読みやすいことを確認してください。

スキャン文書の読みやすさについて注意すべき点は、ガイドスキャンしたPDFを圧縮で説明しています。

選択する前に制限を確認する

適用される制限は、ツールによって異なります。選択するPDF、JPG、PNGファイルは、それぞれ50 MiB以下でなければなりません。これは52,428,800バイトに相当します。PDFに変換するDOCXファイルは20 MiB以下でなければなりません。結合ツールやJPG・PNGからPDFへの変換ツールで複数のファイルを選択する場合、合計サイズは100 MiB以下である必要があります。さらに、ページ数、ピクセル数、テキスト、出力データにも、ツールの種類ごとに異なる制限があります。

ツールの種類別に見るPDFツールの制限
ツールファイルページ数とピクセル数その他の条件
PDFを圧縮、サイズ上限に合わせてPDFを圧縮50 MiB以下の一つのPDF250ページという上限はありません暗号化されたPDFと、デジタル署名または証明用署名がすでに付いているPDFは受け付けられません。通常のフォームは処理できます
PDFを結合各PDFは50 MiB以下、合計100 MiB以下すべてのページの合計が250以下出力データは100 MiB以下。通常のPDFのみ
分割・抽出、ページを削除、回転50 MiB以下の一つのPDF一回の処理につき250ページ以下出力データは100 MiB以下。通常のPDFのみ
PDFのページをJPG・PNGに変換50 MiB以下の一つのPDF一回の処理につき250ページ以下、各ページ画像は16,000,000ピクセル以下出力データは100 MiB以下。通常のPDFのみ
JPG・PNGをPDFに変換各画像は50 MiB以下、合計100 MiB以下画像は250点以下、各画像は40,000,000ピクセル以下出力データは100 MiB以下。各画像が一ページになるため、結果は最大250ページです
PDFからWordへ変換50 MiB以下の一つのPDF100ページ以下、テキストは300,000文字以下、各ページのテキスト要素は20,000以下結果はDOCXファイルです。PDFには利用可能なテキストが必要で、スキャン画像のみのページには、事前に文字認識を行う必要があります。保護されたPDF、フォーム、埋め込みファイル、レイヤー、および回転したテキストや明確に読み取れないテキストは受け付けられません
PDFの文字認識50 MiB以下の一つのPDF。JPG・PNGファイルは対象外20ページ以下。スキャンページは最大300 DPIで、各ページ12,000,000ピクセル以下です。この制限によってページの解像度が144 DPI未満になる場合、そのページは受け付けられません出力データは100 MiB以下。文字認識の起動ごと、および認識処理の実行ごとに、それぞれ180秒の制限があります。一ページにかかる合計時間は、それより長くなることがあります。テキストと画像の両方を含むページは、画像がロゴだけであっても受け付けられません
WordからPDFへ変換20 MiB以下の一つのDOCX。展開後は60 MiB以下100ページ以下、500,000文字以下、10,000段落以下、画像は100点以下で各画像16,000,000ピクセル以下、表は12列以下コメント、変更履歴、隠し文字、マクロ、フィールド、脚注、複雑なレイアウトを含まない、保護されていない簡単なDOCXのみ。旧形式のDOCファイルは受け付けられません。すべてのフォントがLiberation Sansに置き換えられます

結合、分割、削除、回転、画像への書き出しを行うページ操作ツールでは、通常のPDFが必要です。インタラクティブフォーム(XFAを含む)、デジタル署名または証明用署名、暗号化またはパスワード保護を含むPDF、PDFポートフォリオ、添付ファイルが埋め込まれたPDF、表示・非表示を切り替えられるレイヤーを含むPDFは受け付けられません。圧縮では、これらのルールの一部のみが適用されます。通常のフォームは処理できますが、暗号化や既存の署名を含むPDFは処理できません。

これらの制限内でも、端末のメモリー容量が処理の妨げになることがあります。特に、ファイルが大きい場合や、ページや画像が多い場合に起こりやすくなります。詳しい注意事項は、各ツールのページで確認してください。概要は、ファイルの制限と対応機能にまとめています。

仮の数値を使った例:三つのPDFを結合したいとします。一つ目は40 MiBで120ページ、二つ目は35 MiBで90ページ、三つ目は30 MiBで60ページです。

  • 各ファイルは50 MiB未満なので、個別には問題ありません。
  • 合計は105 MiBです。一回の処理の上限である100 MiBを5 MiB超えています。
  • ページ数の合計も270ページです。許可されている250ページを20ページ超えています。
  • 事前に圧縮すれば105 MiBのサイズを減らせる可能性はありますが、270ページというページ数は変わりません。そのため、このツールでは、すべてのページを含む一つのPDFを作成できません。
  • 可能な方法は、最初の二つのファイルを結合し(75 MiB、210ページ)、三つ目を別のファイルとして送ることです。これなら、どちらも入力サイズとページ数の制限内に収まります。ただし、受け取り側が二つのファイルを受け付ける場合に限ります。

画像では、ファイルサイズだけでなくピクセル数も重要です。6,000 × 4,000ピクセルの写真は24,000,000ピクセルなので、40,000,000ピクセルの上限を下回ります。8,000 × 6,000ピクセルの画像は48,000,000ピクセルとなり、上限を超えます。

ファイルサイズと印刷寸法を計算する

十一種類のPDFツールに加え、六種類の計算ツールがあります。ほとんどは入力した数値だけで計算し、ファイルは処理しません。KB、MB、MiBの換算、ピクセル数・DPI・印刷サイズの照合、圧縮率の算出、メールの添付ファイルサイズの推定ができます。アップロード時間の推定や、複数ファイルがアップロードの上限内に収まるかの確認もできます。この確認ではPDFファイルを選択することもできます。その場合、計算ツールはお使いの端末上で正確なバイト数と、取得可能な場合はPDFのページ数を読み取ります。ファイルの変更やアップロードは行いません。すべての計算ツールはファイルサイズと印刷寸法を計算にあります。

計算ツールとファイル処理ツールは、互いに補完し合います。使う計算ツールに応じて、単位の換算結果、ピクセル寸法と印刷サイズ、圧縮率、添付ファイルのサイズやアップロード時間の推定、上限に収まるかどうかの確認結果が得られます。実際にファイルが変更されるのは、対応するファイル処理ツールを使ったときです。

例:あるポータルの上限が2 MiBと表示されています。これは2,097,152バイトですが、2 MBなら2,000,000バイトにすぎません。この換算は計算ツールでできますが、それによってPDFのサイズが小さくなるわけではありません。圧縮するには、その後、サイズ上限に合わせてPDFを圧縮するツールに、目標サイズとして2 MiBを入力します。それでもファイルが小さくならない場合は、ガイドPDFのサイズが小さくならないを参照してください。

まだ利用できない機能は?

多くのPDFツール集やデスクトップソフトには、より多くの機能があります。このツール集で提供しているのは、上の一覧にある十一のツールです。現在、以下の作業に対応するツールはありません。

  • JPG・PNGの写真を直接使った文字認識、およびテキストと画像の両方を含むページの文字認識
  • 旧形式のDOCファイル、Excel、その他のOffice形式の変換、および正確なページレイアウトを保持するWord変換
  • PDFページ内のテキストやその他の内容の編集
  • 機密情報がある箇所の安全な墨消し
  • 署名の書き込み、または電子署名
  • 埋め込まれた画像を元のファイルとして取り出すこと

計算ツールも文書を変更しないため、これらの機能の代わりにはなりません。

例:撮影した契約書がJPGで保存されており、単語を検索できるPDFが必要だとします。JPG・PNGからPDFへの変換ツールを使えば、PDFは作成できます。ただし、そのページに含まれるのは写真だけなので、検索しても単語は見つかりません。このPDFを保存し、次にPDFの文字認識で選択してください。文字認識ツールでは、JPGファイルを直接選択できないためです。PDFは50 MiB以下、20ページ以下でなければなりません。ドイツ語、英語、または両方を選び、結果で認識された単語が正しいかどうかを確認してください。誤りのない文字認識が保証されるわけではありません。

プライバシー設定

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